この日はお稽古の前に、出張着付けに行ってまいりました♪



着付けのご依頼を頂いたのは、お生徒さんのお母様。

ご親戚の結婚式へのご出席だそうです。

この日は〈出張着付け〉でしたので「何を着るか?」も、当日お伺いしてから選ばせていただくことになりました。





この日、ヨシザワが選ばせていただいたのはコチラ。

〈宝尽くし〉の模様のお着物。

はんなりとした鳩羽色がアンティーク風で、大人に似合う色合いです♪





帯も同系色の唐織の袋帯。

〈帯揚げ・帯締め〉は薄い色でまとめて、上品な装いに。

娘さんからお借りした小物類が活きています♪



妙齢の女性の着せ付けの場合、ヨシザワが一番気にしているのは胸元の処理です。

いわゆる「帯が胸にのる。」状態は老けて見えるので、スラッとした胸元になるように心掛けています。

振袖の時と違って、帯も下目に落ち着いて見えるように。



身長が155~160センチぐらいある方の場合は、オハショリもいつもより少し長めに出すかな?

ほんの気持ち程度ですが、1・2cmでもだいぶ違うかと。

ご自分の着付けにも取り入れていただくと、いつもの〈着付け〉の感じが変わって見えるかと思います。





帰り道で見つけた落ち葉。

はっとする華やかな色で、最近忙しかく焦っていた気持ちも和んでしまいました。